記事はプロモーションを含みます
刺し子糸、さらしを染めてみたい!
- コールダイオールは染まる?
- 難しい?
- 色止めは?
コールダイオールの特徴と染めた感想を紹介します。
・みやこ染コールダイオールの特徴
・刺し子糸・さらしの染め方
みや古染コールダイオールの特徴
コールダイオールは、桂屋ファイングッズ株式会社が販売する、有害指定化学染料を含まない化学染料です。
高温で染める染料が多い中、(30℃)以上の低温で染めることができます。
28色とカラーバリエーションが豊富です。染料を混ぜても使用できるのでオリジナルカラーも作れます。
染め方も簡単。染料をお湯に溶かして、染めたい素材を浸すだけ。家庭にある鍋や洗面器を使って染めることができます。
低温(30℃以上)で染められる
色数が豊富(28色)
有害指定化学物質を含まない、エコな染料
染め方が簡単
・コールダイオール1瓶
・染め方の説明書
染められる素材
コールダイオールで染められる素材(繊維)は、ざっくり以下です。
【よく染まるもの】
綿・麻・レーヨンなどの植物繊維
【淡く染まるもの】
ウール・シルク・ナイロンなどの動物繊維
※ポリエステルは染まりません。
ふきん部分(綿100%)は染まりましたが、糸が全く染まっていません▼
糸の素材はわからないけど
おそらくポリエステルだったのかな。
染められる量
付属の説明書によるとコールダイオール1瓶(250g)で染められる量は、『Tシャツ2枚分約250g』です。
必要なお湯の量は、7.5リットルです。
染料 | 染めるもの | お湯 |
---|---|---|
コールダイオール1瓶 | 乾いた状態の布や糸 | 染め液 |
20g | 250g | 計7.5リットル |
250gってピンっとこないよね!
さらし布80センチが、約30gなので、
さらしが8枚とちょっと染められるイメージだよ。
刺し子糸とさらしの染め方
染め方はざっくり3ステップ
- 熱湯で溶いた、染料と塩をお湯に入れまぜる
- さらし布、糸を入れかき混ぜながら20〜30分染める
- 中性洗剤で洗い、色止め処理しかげ干しする
誰でもわかるように詳しい手順を紹介するよ!
道具・材料をそろえる
まずは、道具、材料です。今回使用した道具、材料はこちら▼
・染料 :コールダイオール
・色止剤:ミカノール
・助剤 :塩
・たらい・ボール
・割り箸
・ゴム手袋
・計り
・温度計
【染めるもの】
・さらし・刺し子糸・無印ふきん・マクラメロープ・パンチニードル専用布
※実験のためマクラメロープ、パンチニードル専用布なども一緒に染めています。
染料:コールダイオール
色止め剤:ミカノール
染料が繊維にしっかりと定着するのを助け、色あせや色移りを防いでくれます。
さらし
刺し子糸※参考
その他の道具材料一覧は記事の最後に紹介しています。
材料を計る
使用する材料を事前に測って準備します。
先に材料を準備すると、余裕をもって作業できるよ!
コールダイオール1瓶(20g)の半量(10g)を使って染色します。
ボールにコールダイオール10g入れます。
助剤となる塩を計ります。コールダイオール1瓶で約60gなので、半量の30gを準備します。
難しいことはわからないけど、
塩は染料と繊維をくっつけやすして色素を安定させるために入れるんだよ。
染めるものを計ります。コールダイオール1瓶で約250gなので、半量約125gにします。
少しオーバーしてまずが良しとします!
・さらし 80センチ 2枚
・さらし 30センチ 1枚
・無印良品 落ちワタふきん 1枚
・刺し子糸 (ユザワヤ12番)使いかけ
・ハギレ:パンチニードル専用布2枚
・マクラメロープ
染料 | 染めるもの | お湯 |
---|---|---|
コールダイオール1瓶 | 乾いた状態の布や糸 | 染め液 |
10g | 約125g | 約3.75リットル |
糸・さらしを洗う
布や糸についた汚れ・のりを洗い落とします。洗った後は絞って置いて濡れたままおきます。
よく水洗いして汚れや油分を落とさないと、染めムラができるよ
染料を溶かす
ボールに染料を入れてから250mlの熱湯を入れます。しっかり溶けるまでかき混ぜます。
染料を溶かすのは熱湯だよ!
染め液を作る
たらいに塩を30gとお湯(30℃以上)を3.5L入れます。給湯器45℃設定してお湯を準備しました。
たらいはダイソーで購入!8リットル用です。
作業中にお湯の温度が冷めてもいいように、少し高めのお湯を準備したよ〜
染料を入れるときはそーっと!
糸、布を入れ、20〜30分浸す
糸・さらしを広げていれます
給湯温度45℃でお湯を入れましたが、染めるもの物を入れ終わる頃には40℃になっていました。
お湯は、たらいの半分くらいの位置で作業しやすく良かったです!コールダイオール半量使用であればダイソーたらいおすすめです。
染め時間は、染めるものの素材・染めたい色によって異なるよ。
中性洗剤で洗う
染め液を流します。染め液を捨てるときは水を流しながら捨てます。
染め液から取り出し中性洗剤で洗います。
洗剤を洗い流します。
色はどんどん出てくるよ。
ある程度すすいだら色止めの工程に移ります。
色止剤ミカノールで色止めする
『色止め剤ミカノール』で色止めします。
- 布が浸る量のぬるま湯(染めた温度より低い温度)をたらいに入れる(今回:4リットル)
- 2リットルあたりキャップ1杯のミカノールを入れてまぜる(今回:2キャップ)
- 時々まぜながら、20分〜30分浸す
洗い・脱水・かげ干し
水ですすぎ絞ります。
さすが色止め!色が出なくなるなんて
想像以上の赤にビビる。
もうふんどしにしか見えない
刺し子糸もまだらにならずに染まりました
脱水後はかげ干し、部屋干しします。
染色結果
染色結果はこちらです。染色前後の紅白!縁起がいい感じです。
刺し子糸とさらしの染め上がりはこちら▼
しっかり染まってます。
もう少し薄く染まるかと思っていたんだけど。
真っ赤だなwww
同じ綿100%素材でも、パンチニードル専用布はピンクになりました▼
生地の厚み、織り方、加工により色合いが変わるんだね。
色落ちする?
染色後に色止剤ミカノールで色止処理しましたが、色落ちしないか心配ですよね。
ゴシゴシ水洗いしてみました!▼
水がうっすらピンクになりました。
色止処理をしても完全に色落ちしないわけではありません。洗濯は個別にしたほうがいいですね(^_^;)
こちらの記事で、色止処理ありとなりで比較しています。ご参考まで(^o^)
色落ちが心配!色止剤ミカノールの効果と使い方コールダイオールはさらし・刺し子糸の染色におすすめ?
コールダイオールは、さらし、刺し子糸の染色におすすめです。
28色とカラーバリエーションが豊富です。染料を混ぜても使用できてオリジナルカラーも作れます。
染め方が簡単です。染料を溶かして、素材を浸すだけ!本当に簡単です。
- カラーバリエーションが豊富 28色
- 染め方が簡単
- よく染まる(綿)
おわり
いかがでしたか?
今回はじめて染めに挑戦しましたが、もっとはやく染めに挑戦してみれば良かったと思いました。
ぜひ、刺し子糸、さらしの染色に挑戦してみてくださいね。
使用した道具と材料一覧
【染料】
【色止剤:ミカノール】
【助剤:塩】※参考
【たらい】
【計り】※参考
【温度計】※参考