染めムラを直す!みやこ染め失敗の原因と対処方法

コールダイオール BLU

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さらしを染めたら、、、

  • しみになった
  • 染めムラがひどい

せっかく頑張って染めたのに、乾かすとまだらになっている・・・悲しいですよね。

でも大丈夫です。私も失敗しましたが、染めムラのリカバリーに成功しました。

今回は、染めムラの対処方法と原因を紹介します。

この記事を読むと・・・・

・染めムラのリカバリーが出来るようになる

・失敗を繰り返さなくなる

ぽっさん
ぽっさん

失敗は成功の元!一緒に染め直しチャレンジしましょう〜

みやこ染めコールダイオール:染めムラを染め直す方法

みやこ染めコールダイオールBLUで色ムラになった晒しです。この晒しを染め直しします。

染めムラの状態
染めムラの状態

染めムラは、『染め直し』をすることで色ムラを目立たなくすることができます。

ただ、色止め処理をした素材は染めても色が入らず染め直しすることはできません。

染め直しの方法は、希望の色の濃淡で工程が少し変わります。

  • 淡色⇨濃色にしたい:『染め直し』
  • 濃色⇨淡色にしたい:『脱色』+『染め直し』
  • 違う色に染めたい:『脱色+染め直し』

淡色を濃色にしたい場合は、『染め直し』

淡色を濃色にしたい場合は、もう一度染めます。濃く染めることで色の差が目立たなくなります。

手順は通常の染め方と同じです。

染めるポイントを再確認して染めてみてください。

基本の染方のポイント
  • 染める物の量を計り必要な染料を指定通り準備する
  • 染料を熱湯でしっかり溶かす
  • 染める布を洗い軽く絞った後に広げて染め液に入れる
  • かき混ぜながら(撹拌)染め液に入れ染める
  • 大きめの容器を使用する

今回は、濃色に染め替えたいので、脱色はせずにそのまま染め直しを行いました▼

染色後の晒し

画像ではわかりにくいですが、ムラは無くなりました。全体に鮮やかなブルーに染め直しできています。

染め直し前後 比較画像
左)染め直し前 右)染め直し後

詳しいコールダイオールの染めについてこちらの記事で詳しく紹介しています。

みや古染めコールダイオール 【初心者でも簡単】みやこ染コールダイオールで刺し子糸とさらしを染めてみた!

淡い色や違う色にしたい場合:『脱色』+『染め直し』

淡い色や違う色にしたい場合は、脱色をして染め直しします。

脱色には、『みやこ染め脱色剤』を使います。

※脱色剤の説明書をよく読んで使用してください!

脱色後に染め直します。

染めムラの原因と対処方法

染めムラの主な原因は以下の5つです。

  • 染料が溶けていなかった
  • 乾いたままの素材を入れた
  • 染色中の混ぜなかった
  • 染め液の量が足りていなかった

染料は粒が残らないように完全に溶かす

染料の粒がなくなるまで完全に溶かす

染料は溶け残りがないように、完全に溶かし染め液に入れます。

ザラザラした状態だと染料の溶け残りは、そのまま素材についてしまいます。

乾いたままの素材はだめ!素材は洗ってから入れる

乾いたままの素材(染めるもの)を入れていませんか?

未使用の布も、汚れやのり、シミがついています。染める素材は、必ず洗い軽く絞り広げてから染め液に入れます。

染める前に素材は洗う

染め直しの場合も軽くすすぎ濡れた状態で広げて染め液に入れます▼

素材は広げて入れる
素材は広げて入れる

染色をしている間は、よく混ぜる

染色をしている時は、よく攪拌(混ぜる)します。特にはじめの10分は肝心です。

また、布が染め液の中でねじれないように気をつけます。ねじれた部分は染料が浸透しにくくなります。

染色中

染め液の量・染め容器の大きさに注意

染め液は、布がゆったりとかき混ぜることができる量が必要です。

混ぜながら染める
混ぜながら染める

染める容器は大きめのものがおすすめです。小さいとよくかき混ぜにくいので大きめのたらいなどがおすすめです。

私のおすすめは、ダイソーのたらい8Lです。染め液3.5Lくらいであれば使いやすい大きさです。

おすすめのたらい:ダイソー

こんな時はどうする?染色あるある疑問!

こんな時はどうする?はじめて染色をするといろんな疑問が出てきます。

実際に私が『こんな時はどうするんだろ・・・』と思った疑問をまとめました。

淡色に染めたい

染料の色より淡い色に染めたい時は、染料の量を減らします。

染料を減らす場合は、助剤の量は変わりません。

ぽっさん
ぽっさん

染料の量だけ減らすよ!お湯や助剤の量は変わらないから注意してね。

濃色に染めたい

濃色に染める方法は、3つあります。

  • 染色温度を上げる(50℃以上)
  • 染料を増やす(助剤も増やす)
  • 染色時間を増やす

1つ目は、染色温度をあげます。コールダイオールは30℃以上のお湯で染めまりますが、高温(目安:50℃)すると濃く鮮やかに染めることができます。

2つ目は、染料を1.5倍〜2倍増やします。染料を増やす時は、助剤も同じ比率で増やします。

3つ目は、染色時間を長くすることです。目安は30分〜60分です。

3つの方法を組み合わせることもできます。

オリジナルの色を作りたい

コールダイオールは、混色できます。

染料を混ぜることでオリジナルのカラーを作ることができます。

色落ちしないか心配・・・。

色落ちしないか心配ですよね。色止め処理することで色落ちを防止することができました。

ただ、はじめから完全に色落ちしない訳ではありません。色止め処理をしてから2.3回は単品で洗うなど注意が必要です。

ぽっさん
ぽっさん

数回洗って色落ちがなくなったので今では洗濯機でガンガン洗っていますっw

色止め処理についてこちらの記事で紹介しています▼

色落ちが心配!色止剤ミカノールの効果と使い方

おわり

いかがでしたか?

染めムラも染め直すことで綺麗に染めることができます。

染めムラにならないように注意すること
  • 素材は洗ってから広げて入れる
  • 染色中のは混ぜる
  • 染料は完全に溶かす
  • 染め液は充分な量を作る

計る、洗う、混ぜる、確認する、、少し慣れてくるとこのくらいでいいかな・・・っと雑になってきます。

これが失敗のもとなのかも

大切なことは、『ひとつひとつを丁寧にすること

この記事で使用したアイテム一覧

【みやこ染:コールダイオール】

【脱色剤】

【色止め剤:ミカノール】

一緒に染めものに挑戦してみませんか?

ぽっさん
ぽっさん

最後までお読みいただきありがとうございます!

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